広告批評と手ぬぐいとプロトタイプとアウトライン。
こんにちわ。
先週の水曜日に、
銀座とか六本木とかで行われていそうな
「広告批評展」と
「手ぬぐい TOKYO展」と
「プロトタイプ展」と
「THE OUTLINE展」を
ハシゴして回ってみました。
天野祐吉氏と佐藤可士和氏によるトークショーが
この翌日にあったのですが、
私が行ったのはその前日。
なので、
純粋に展覧会を楽しみました。
1Fはね、
なんだっけ、
広告批評で取り上げた中で
目立った広告ポスターなどと共に、
広告と時代性のような形で展示が行われていました。
で、
個人的にはB1Fが面白いなぁと思って、
それは壁一面に歴代広告批評の表紙がずらーーーっと、
埋め尽くされるように展示されているのですね。
クルクル回転する本棚
(本棚っていうのかなあれ。
本屋さんのレジの横とかで絵本とかよく入ってるあれ)
には昔から最近までの広告批評が入ってまして、
実際に読むことができます。
今書いてて思ったんですが、
「ひとつの時代の終わりと始まり」
ってサブタイトル入ってるから、
やっぱり時代的なテーマによる展示構成だったんですね・・・。
そしてこちら、
クリエイションギャラリーG8と
ガーディアン・ガーデンで行われている
「手ぬぐいTOKYO展」。
展示されているのは
文字通り手ぬぐいでございます。
いろいろなクリエイターが
手ぬぐいという長方形をカンバスに、
様々なイラストレーションや
グラフィックデザインを施して
シルクスクリーンプリントした手ぬぐいを展示している、
という構成。
個人的には
「なるほどね、こうやってグラフィックデザインを創っているのね」
という点に興味を持ちました。
グラフィックデザインの手法や方法論っていうのは
クリエイター個々による独自なそれが
あったりするものだと思うのですね。
そういうクリエイターが、
独自にどのような解釈・テーマ構成で、
どのようなグラフィックビジュアルを施したのかという、
どちらかというとコンセプションのほうに
興味惹かれたと言いますか。
200人とかそのぐらいのクリエイターが
参加しているので、
それだけ方法論的なものも
200通りとかあるわけじゃないですか。
そういう風に見ると面白いですね。
で、
そうした手ぬぐいデザインは
実際に売られているみたいです。
確か1枚1,500円だったかな・・・。
つづきまして、
こちらは東京ミッドタウンにある、
初めて訪れる人は絶対入りにくいと思う
大会社のビルです的ビルというか、
まあ実際そういうビルなんだけど、
そこの5Fにある、
なんだっけ、
JAGDAだっけ?
そういうギャラリー的なものがあるのですが、
そこで行われているのが「プロトタイプ展」。
これはですね、
デザインプロダクトが実際に形になるまでの過程を
実物模型などをもとに展示している、
私のような方法論フェチには
大コーフン間違いなしの展覧会。
やはり構造が分かるというのはとても面白くて、
また今回のこれらの場合ですと
クリエイターがどのような発想をたどって
この形に行き着いたのか、
という形状の過程だけではない
思考の過程までが見えて、
役立つことがいろいろあります。
やはりですね、
過去の経験の情報が、
新たな発想やアイディアといったものに
つながるわけですから、
それは
「知ることで自由になれる」
という言葉があるように、
えー、
・・・、
これ関係ない話かも。
どういうメカニズムで、
どう発想したから、
こうなったんだろう、
とか、
そういう知識は知っておけば得になると思うのですね。
ですから次の水曜日、
恵比寿行こうっと。
最後に訪れたのがおなじく
東京ミッドタウン内にある、
21_21 DESIGN SIGHTで行われている
「THE OUTLINE展」。
プロダクトデザイナー深澤直人氏と
写真家 藤井保氏による展覧会で、
深澤氏デザインによるプロダクトを、
藤井氏が撮影した写真と共に展示しております。
すなわち、
プロダクトと写真の展示会。
いつも思うのですが
21_21 DESIGN SIGHTの年間パス(確か3,000円)
買おうかどうしようかすごく悩むのです。
年間パス買うと1年の間入場料関係なく入れるんです。
なので「もう一回みたい!」なんていうとき、
また1,000円払わなくても見れるわけです。
良いよねぇ、
やっぱり買っちゃおうかな。
ここはTwitterにも書いていたのですが、
個人的に一番良いなと思ったのは
深澤氏デザインの鉛筆立て。

これ良いですよね。
何が良いって、
人にデザインが何かを強制させていないところが良い。
デザインの良い道具とかって、
なぜか機能性としては落ちていることが多いわけです。
デザインは良いけど使いにくいとか、
なんだかそれってどうなのだろうか、
と自分としては思っていて。
この鉛筆立ては、
鉛筆を使い終わったら、
普通に穴に差すだけ。
これは例えば、
ハイグレードなデザインツールだから、
鉛筆はここから順番に差してください、
とか、
そういうことを使用者に求めない。
使用者は、
特に意識することなく、
鉛筆を差すだけなんだけど、
その行為の結果、
目の前には必然的に美しいデザインが生まれている、
というね。
デザインってこういうものを言うのだろうなぁと、
思ったわけです。
あとバスタブ。
バスタブもプロダクトとして展示されてるんですけど、
もちろんすごく良いのです。
自分の家のお風呂がこれだったら、
なんかすごく良いというか、
生活の満足指数はとんでもなく
飛躍的に上がるだろうと思えるのです。
キッチンも展示されています。
それを見ても同じように思うのです。
ちょっとしたことで、
すごく気持ちの良い空間とか、
環境とか、
ってできちゃうもんだと思わされたのですね。
いや前から思ってたんだけど、
そうした具体的な生活プロダクトを見て、
やっぱりさらにそう思わされたといいますか。
だいたい普通の家ってお風呂2畳ぐらいの面積でしょう?
なんであと1畳のスペースを与えないのだろうかと。
お風呂が3畳ぐらいになるだけで、
そうとう違うんですよね。
リビングの1畳削って
お風呂に1畳与えても良いと思えるぐらいで、
本当にこうしたちょっとしたことが、
毎日の生活の指数を上げるんだと。
で、
そこに深澤氏デザインの、
バスタブがポンとあると。
キッチンも、
やっぱり良いんですよ、
すごく良い。
機能的には、
普通の、例えばIH調理器とか、
そういうのは変わらないのだけど、
ちょっと形が違ったり、するわけで。
使っていて気持ちが良いとか、
結局はそういうことなんですけど、
それを感じるためのちょっとした工夫とか、
ちょっとした投資とか、
ちょっとした構造とか、
ちょっとしたデザインの違い。
必ずしもでかいキッチンが
生活の満足に繋がるかというとそうではないわけで、
でかいだけでもただでかいだけなら意味がない。
深澤氏デザインのそのキッチン台は、
いわゆる一般家庭での通常サイズに
収まるものだったんですけど、
下手にでかいキッチンよりも、
よっぽど生活は楽しくなるであろうと感じさせるわけです。
うーんうーん。
なんていいますか、
そういう感じなこと、
思ったわけです。
























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