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2008年7月17日 (木曜日)

単色墨ロゴの美しい質感。

タイポグラフィを特集した雑誌や
C.I(コーポレートアイデンティティ)、
V.I(ヴィジュアルアイデンティティ)、
ロゴを収録した年鑑などを見ていると、
そこに規則正しく並ぶスミ1色による企業ロゴやブランドロゴの強さ、
心地よさ、そして美しさが
何とも言えぬ幸福感にも見た感じを覚えていたのです。

最近はグラデーションを多用したロゴ、
例えばNEXCO(高速道路のアレ)とか、
あとなんだっけ・・・、忘れた。
とにかくそういうの多い。
昔は印刷技術なども考慮して単色使いが基本とされていたんだろうが、
今となっては大概のものがフルカラー出力だし、
プリンターなりなんなりが普及した今、
ロゴがわざわざ単色じゃなければいけない理由は少ない。

もっとも単色である理由が無くなっているわけではない。
例えば家電メーカーや自動車メーカーの場合なら
社名ロゴをシンボルとして、
1枚板から形成して商品に取り付けることも考慮されるから、
やはり単色表現である必要があるし
(もしくは単色時でも同等の視認性とブランド性を維持できるもの)、
そもそもやっぱり単色のほうが記号性として強いので、
ロゴの場合は単色を用いるのが好ましいと言える。

様々なブランドカラーを表していくに、
この現代のロゴデザインの主流としてカラフル目な感じのデザイン、
なめらかな曲線を意識したやわらかいタッチのものがあるんだと思う。

DIC(大日本インキ)のロゴなんかも
割かし柔らかいトーンのカラーを使っている。
昔はロゴ=単色=強い色が絶対条件。
だからみんな赤なら赤!って感じ、青なら青!って感じ。
でも今は青といってもブランドの世界観などに合わせて
淡い青を使うこともあるし、
淡いグレーとかを企業ロゴタイプにしているのもある(SoftBankとか)。

で、
まーそういうのはそういうので時代性なわけで良いんですけどね、
僕が何か良いなぁとか(勝手に)思うのは、
スミ1色で表現されたロゴタイプデザイン。
当然だけどちゃんとした質の高いロゴを見ていての話です。

美しい!

DSC08386 

これは「デザインノート」に載ってたやつなんだけど、
どちらもスミ1色、単色表現で載ってるわよね。
別にスミがこのロゴの制定カラーではないと思うけど
(タイポグラフィ特集だからスミでロゴを載せたんだと思う)、
なんかいいよなぁ。
やっぱりちゃんとデザインされているからね、
文字とか視覚バランスが中国雑伎団並に取れててね、
まあそれはロゴとして大前提なわけだけど、
やはりなんかパワーを感じるのよ。

そんなデザイナーが手間暇掛けてペンで書いたり
墨をじゃーっとこぼして半狂乱になったりして作りあげた
すこぶるバランスの取れたそれと
美しさを持ったそれが整然と並んでいる様がね、
心地よいなぁと思うのね。

そんだけ!じゃあね~!

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